井の頭自然文化園ヤマネコ祭 盛況でした!

 

 日時:201610月29日(土)・30日(日)

 場所・主催:井の頭自然文化園(東京都武蔵野市)

  

ツシマヤマネコの飼育で10年を迎えた井の頭自然文化園。絶滅のおそれのあるツシマヤマネコの現状を多くの方に伝えるための普及活動として、今年で5回目となる「ヤマネコ祭」を開催しました。飼育10年を振り返っての記念講演や貢献者の表彰のほか、ツシマヤマネコの映像祭、ワークショップ、保全活動や研究に取り組む行政や団体、大学などによる活動紹介がありました。

 

わたしたち、どうぶつたちの病院もブース出展をして、活動紹介のパネル展示、オリジナル商品の販売のほか、小学生対象のプログラムを行いました。

 

今回実施したプログラム「クイズをしながらヤマネコたちを知ろう!」では、両日とも午前・午後の枠を設け、各回ごとに小学生対象に約20名を募集しました。回を追うごとに多くの子どもたちが参加してくれました。

 

内容は2種類。1つめの『安心するには近すぎる』では、身近な動物の気持ちを理解する目的で、人が急に近づいてきたり大きな声をあげられたら動物たちはどんな気持ちになるのか、疑似体験をしてもらいました。2つめの『この森に住めるのは何頭のヤマネコ?』では、ツシマヤマネコのおかれている状況を知る目的で、参加者に、怪我をしたヤマネコや母ヤマネコ、健康なヤマネコなどの役になりきってもらい、野生で生き残る厳しさ、自然を守ることの大事さを感じてもらいました。

 

 

なお今回は、井の頭自然文化園からほど近い場所にあるアウトドア用品店「パタゴニア 東京・吉祥寺」の皆さんが、どうぶつたちの病院の活動紹介やヤマネコ祭PRに協力してくれました。当日もボランティアスタッフとしてお手伝いに来てくれました。寒い中、どうもありがとうございました! 

 

 「パタゴニア 東京・吉祥寺」の店内のようす

 

また、本サイトでも時々ご紹介しています動物画家の岡田宗徳様が、ヤマネコ祭で『ヤマネコを描こう!青空お絵かき教室』のワークショップをされて、その収益の中から、どうぶつたちの病院へご寄付をくださいました。

 

 

皆さまからのあたたかい善意をツシマヤマネコの保全に活かすため、役員職員一同、今後もさらに頑張ります。どうもありがとうございました!