皆さま
こんにちは! 職員の太田です。
早いものでMk-109「ひかり」(以下、ひかり)がツシマヤマネコ野生順化ステーションに移動し訓練を開始してから3か月が過ぎようとしています。管理区域では訓練開始当時はネズミをなかなか捕まえず心配していましたが管理区域での訓練後半では目覚ましい速さで餌動物を捕獲出来るまでになりました。現在、訓練は野生順化ケージでの最終段階へと進みました。
野生順化ケージへ出て約10日となりますが、日没から翌早朝まで活発にケージ内を動き回り獲物を探す様子が見られています。
池のあるケージでは水鳥の飛来があると、それを狙って待ち伏せたり追跡する様子もみられています。
野生下での捕獲行動の全貌が明かされていませんが、水鳥に対しては似たような行動を行っているのかもしれません。
昔からヤマネコが泳いでる姿を見たという話は聞いていましたが、自ら池に入りスイスイと上手に泳ぐ姿は初めて見ました…
この調子で頑張って餌動物を捕獲し訓練をクリアしてくれることを祈るばかりです。
幼獣保護で水鳥の捕獲方法は親から伝授されていないはずですが、天性のプレデターであるヤマネコは誰に教えられることなく狙おうとするんですね～🐅