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保護収容がありました

3月2日、「くくりわなにヤマネコがかかっている」と狩猟者の方より通報をいただき、

オスの亜成獣がセンターに保護されました。

↑上の写真は発見時のもの。ヤマネコの体は保護色のため、遠くから見るとどこにいるかすぐに分かりにくいです。

 

 

現地に到着したセンター職員らが個体を抑えた状態で罠から外し、キャリーに入れて保護センターまで運びました。

キャリーの中ではおとなしくしていましたが、その時点から前足の出血が見受けられました。

 

通報者の方は罠場を小まめに見回りしてくださっていたので、幸い一命を取り留めることができました。

迅速な通報をくださり、本当にありがとうございました!

 

検査で個体の状態を確認した結果、くくられていたのは右前肢の上腕部分ですが、個体を回収するまでの間に足先の感覚がマヒして

自分で足先を噛んでしまったようで、右前肢の先端を失っていました。

【注意】以下には傷の生々しい写真が含まれます。苦手な方はご注意ください。

↑麻酔下検査の様子。患肢の毛を刈って状態を確認しました。

 

今年の春に生まれた個体のようですが比較的体格はよく、レントゲン検査(胃・腸に中身があるかを確認)からも

保護時までは餌をしっかり獲って食べていたことがわかりました。

 

保護後2週間ほど様子をみましたが、右前肢の経過をみる限り肘以下の断脚は免れない状態になってきました。餌を食べて体力を取り戻したタイミングで、手術を行う予定です。

 

 

 

また、彼には発見者の方より「レオ」というニックネームをつけてもらいました!

ライオンみたいでカッコいい★

 

 

手術の結果はまた次回のブログにてご報告します。

レオの回復力に期待しつつ、できる限りのケアをしていきたいと思います。

 

 

【もしも箱罠やくくり罠にヤマネコがかかっていたら・・・】

罠から逃がさず、対馬野生生物保護センター(0920-84-5577)までご連絡ください。

検査をする為、職員が回収に行きます。故意でなければ罪に問われることはありません。

 

 

※くくり罠の場合、土の上にヤマネコ(小柄な茶色の塊)がうずくまっていると気づきにくい場合があります。ご注意ください…!(>_<)