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新年度がスタートしました!

こんにちは!職員のカゲウラです。

 対馬野生生物保護センター(通称:ヤマネコセンター)がある佐護の周辺では桜がほぼ満開となり、気持ちの良い新年度の幕開けとなりました。

新しい環境へ移った方々、新メンバーを迎えた方々など、気持ちを新たに過ごされているのではと思います。

 

4月に新しく対馬に来られた方には、ぜひ島内観光の際にヤマネコセンターへもお立ちよりいただけたら嬉しいです♪

今回は最近のセンターの様子をご紹介します!

 

4代目公開ツシマヤマネコの「かなた」

最近のかなた。ぽかぽか陽気の日には、よく日向でウトウトしています。
最近のかなた。ぽかぽか陽気の日には、よく日向でウトウトしています。

彼は日によって寝る場所が変わります(ほぼ日中は寝ています)。

暖かくなってきたので、寝小屋の屋根上で「ぺっちゃんこ」になって寝ているときもあれば、

上の写真のように座ったままの「うたたね」も時々見られます。これは結構レアです!!

また、2枚面のように植木の下に丸くなっていることも。保護色のため、パッと見てどこにいるのか分からないこともあります(笑)

 

展示水槽の仲間たち

去年の初夏ごろにセンターの水槽内で誕生した「タカハヤ」の稚魚。

フナやドジョウを押しのけバクバクと餌を食べ、大きい個体は5cmくらいに成長しました。川魚ですが、「え、小さいブリ⁉」と思うくらいの勢いで泳ぎ回るので、なかなか見ごたえがあります。

 

 

小さい水槽には、新しいメダカたちが加わりました!佐護の田んぼの水路にはたくさんの水生生物がおり、たも網に紛れ込んだカゲロウの幼虫なども一緒に仲間入りしました。

お越しの際、よーく探してみてください!

 

 


レオ(保護個体)の近況

3月上旬に保護された若いオスです。

右前足にケガをしており、1回目の手術を終えて現在は容体が安定しています。体重も増え、ずいぶん元気になりました!

足のバンテージ交換の際はなかなか苦労します・・・(^^;)

 

傷口は少しずつ回復傾向にあり、右前足の全てを失う可能性は低くなっています。このままよくなりますように!

 

 

↓保護経緯はこちらへ

保護収容がありました - NPO法人 どうぶつたちの病院 - Conservation&Animal Welfare Trust - (jimdo.com)


 

ヤマネコセンターにも新しいスタッフが入職されました。

新体制で、みなさんと力を合わせて今年度も頑張っていきたいと思います!